Specification

緑地維持管理仕様

小松園が行う緑地の維持管理の方法です。
図解と要点でご紹介し、仕様の全文は各項目の「仕様の全文を見る」から確認できます。

1. 樹木管理

剪定すべき枝(忌み枝)
剪定の3つの方法

01

剪定

樹形を生かす「基本剪定」と、見た目を整える「整姿」を、樹種に合わせて行います。

  • 枝が上から見て四方に、バランスよく出るように
  • 忌み枝(徒長枝・逆さ枝など)は付け根から切る
  • 腐れの原因になる「ぶつ切り」はしない
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樹木の自然に備わった樹形を基本的に残しながら樹枝の骨格、配置を作ることを主たる目的として行う基本剪定と、成長期に自然のまま雑然と繁茂した樹木を、主として美観上の要求から容姿を整えるために枝葉を対象として行う整姿の2つに区別され、樹種の特性に応じ最も適切な方法にて、剪定を行うものとします。

剪定の留意点

  • 枝の方向は、上から見て重なり合わないで四方に出るようにします。
  • 上下枝の間隔が、つり合いの取れるようにします。
  • 幹の同じ高さの所からでる車枝は、切詰めて何本も枝を出さないようにします。
  • 同じ方向に伸びる平行枝はどちらかを切詰めるか1本にします。
  • 主枝は樹種にもよりますが、平行か少し垂れるくらいにします。
  • 腐れや不定芽の発生原因となるぶつ切りは極力行わない事とします。

主として剪定すべき枝

  • 成長の止まった弱小の枝。
  • 著しく病害虫に侵された枝。
  • 通風、採光、架線、通行、建物等への接触など障害となる枝。
  • 折損によって危険をきたす恐れのある枝。
  • 樹幹、樹形、生育上不必要な枝。

剪定の方法

  • 枝抜き 主としてこみすぎた枝の中透かしのために行い、樹形、樹幹のバランスを考慮し不必要な枝の付け根から切り取ります。
  • 切詰め 主として樹幹の整正のために行い、樹冠外に飛び出した新生枝を、樹冠の大きさが整う長さに、定芽の真上の位置で剪定します。
  • 切返し 樹冠外に飛び出した枝の切り取り及び樹勢を回復するため、樹冠を一回り小さく剪定を行います。
刈込の基本

02

刈込

樹形全体のバランス、樹勢、花芽の時期を考えて刈り込みます。

  • 生垣は上を強く、下を弱く(裾を広く)
  • 混み合った所は中を透かしてから刈る
  • 機械で刈った後はハサミで仕上げる
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剪定は個々の樹木の枝のあり方に重点を置いているのに対して、刈り込みは全体としての樹形バランス、樹勢や萌芽力、花木は花芽を形成する時期等を考慮し最も適切な方法にて、刈り込みを行うものとします。

刈込の留意点と方法

  • 枝の密生した箇所は中透かしを行い、刈地原形を十分考慮し、樹幹周縁の小枝を輪郭線を作りながら刈り込みます。
  • 生垣の刈り込みは、上枝を強く、下枝を弱く刈り込みます。
  • 花木類を刈り込む場合は、花芽の分化時期と着生位置に注意します。
  • 長年同じ場所を刈り込むと萌芽力が落ちてくるため、時には深く切り戻す必要が有ります。
  • 機械を使用して刈り込む場合、必要に応じて刈り込みハサミ等により仕上げ刈りを行います。
  • 植え込み地内に入って作業を行う場合は、踏み込み部分の枝を損傷しないように注意し、作業終了後は枝返しを行います。
薬剤散布の進み方

03

病害虫防除

日常の巡回で早めに見つけ、病気・害虫に合った薬剤で処置します。

  • 農薬関連法規と使用基準を厳守
  • 指定の濃度で、むらなく散布
  • 風下から、後ろ向きに風上へ進んで散布
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病気や害虫の発生時期は、それぞれ病原菌、害虫の種類及び天候状態等により異なるため、日常の巡回作業にて病気や害虫を発見したら出来るだけ早期の処置が必要です。また、病害虫の防除に使用する薬剤は、殺菌剤と殺虫剤に大別され、病気や害虫の種類により使い分けが必要なため、その病気の症状、害虫の種類等を見極め適切な処置を行うものとします。

薬剤散布の留意点と方法

  • 薬剤の使用に当っては、農薬取締法等の農薬関連法規およびメーカー等で定めている使用安全基準、使用方法を厳守するものとします。
  • 散布量は指定の濃度に正確に希釈混合したものを枝葉面に細かい水滴が付く程度にむらなく散布します。
  • 散布に際しては、風下より、背を向けて風上に歩くように散布し、また歩行者をはじめ周囲の対象物以外のものにかからないよう、万全の注意を払って行います。
  • 散布日は、風、日照、降雨等の天候条件を考慮して実施します。
高木・中木の施肥位置

04

施肥

樹種や土壌に合わせ、適量を最も効く方法で施します。

  • 高木・中木は樹冠の外周(枝先の真下)に
  • 低木は植え込み内に均一に散布
  • 一度に多量に施さない
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施肥は、樹木の種類、形状、地域あるいは土壌条件によって一定ではないが、一度に多量の肥料を施すと、土壌中の濃度が高くなり、根の生理作用が障害を受け、場合によっては葉焼けを起こして枝が枯れることが有ります。施肥効果をあげるためには、養分吸収の特性を知り、樹木の育成期間に応じて、適量を最も効果の上がる方法で実施します。

高木、中木施肥

  • 樹冠の外周(枝先の真下)に溝や穴を掘って施します(図参照)。

低木施肥

  • 化成肥料などを、植え込み内に均一になるよう散布します。
除草の方法とタイミング

05

除草

雑草の種類に合わせて方法を選び、種ができる前に除草します。

  • 抜き取り・刈り取り・薬剤を使い分け
  • 樹木や施設を傷つけないよう均一に
  • 除草剤は雑草に合ったものを適切に
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除草は、抜き取り、刈り取り、薬剤による方法によりそれぞれの適期が考えられますが、いずれも共通していえることは、雑草の結実期以前に除草することが望ましいため、時期を失しないよう雑草の種類を考慮し、最も効果の上がる方法で施工します。また、除草剤の使用に当っては、その雑草に対して適切な薬剤を選び適切な方法で施用するものとします。

除草の留意点と方法

  • 抜き取り除草 除草ホーク等を用い根より丁寧に抜き取るため、人手にて実施します。
  • 刈り取り除草 刈払機、ロータリーモアなどの機械機具にて実施するため、樹木、施設等を損傷しないよう注意し、刈むらのないよう均一に刈込みます。

薬剤防除

  • 薬剤の使用に当っては、農薬取締法等の農薬関連法規およびメーカー等で定めている使用安全基準、使用方法を厳守するものとします。
  • 散布量は指定の濃度に正確に希釈混合したものを枝葉面に細かい水滴が付く程度にむらなく散布します。
  • 散布に際しては、風下より、背を向けて風上に歩くように散布し、また歩行者をはじめ周囲の対象物以外のものにかからないよう、万全の注意を払って行います。
  • 散布日は、風、日照、降雨等の天候条件を考慮して実施します。
潅水の時間帯

06

潅水

水の吸収と蒸散のバランスが崩れたときに行います。

  • 夏は朝・夕、冬は日中に
  • 夏は雨が降るまで途中でやめない
  • 土が流れないよう時間をかけて
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潅水は水分吸収と蒸散のバランスが崩れた時に行うものとし、夏期の日照りの続いたときばかりではなく、植栽や移植した直後の樹木にも適用します。

潅水の留意点と方法

  • 潅水時刻は、夏期の日中は直射日光を避け朝、夕に行い、冬期は日中に行うのが望ましい。
  • 夏期の潅水は、途中で中断することなく降雨があるまで連続的に行います。
  • 植え込み地にて潅水を行う場合は、ホース等で樹木を損傷させないよう注意します。
  • 潅水を行う際、土壌を侵食させたり、低地に停滞水が出来ないよう時間をかけて行います。
気象害からの保護

07

保護

気象による傷みや人為的な損傷から樹木を守ります。

  • 風・霜・雪・水・凍・日照の害に備える
  • 日常の巡回で傷みを早く見つける
  • 管理地に合った保護方法を選ぶ
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気象から受ける損傷として、風害、霜害、雪害、水害、凍害、日照害などが考えられるため、管理対象地に合った保護方法を施行するものとし、また人為的損傷より樹木を保護するために、日常の巡回にて損傷箇所の早期発見に努め改善策を検討し対処するものとします。

枯損木の処理と支柱

08

枯損木、支障木の処理及び腐食、不要支柱の処分

周囲や樹木の状態を見て、安全な方法で速やかに処理します。

  • 手順・機材・伐倒や抜根の方法を協議
  • 必要に応じて養生などの保護措置
  • 不要な支柱は撤去、必要な支柱は補修
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枯損木、支障木の処理については、周囲樹木の状況や施設との関係、あるいは樹木自体の腐朽の程度等を考慮し、手順、使用機材、抜倒、抜根方法を協議しすみやかに行うものとし、また必要に応じて養生などの保護措置をとるものとします。支柱については、不要なものはすみやかに撤去し、必要な支柱については補修を行います。

2. 芝生管理

芝刈の刈り高

01

芝刈

芽出しの時期は低く、生育期は2〜3cmの刈り高を保ちます。

  • 石などの障害物は先に取り除く
  • 根元・縁石・園路のきわは手刈り
  • 刈った芝はすぐに片付けて清掃
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春季芽出時は枯れ葉の除去を兼ねて生長点近くで低く刈り込み、生長に合わせて徐々に刈り高を上げていき、生育期間中は2~3cmの刈り高を保つように行います。樹木等の根際、縁石、園路際等施工の困難な部分は手刈りとし、その他は面積、地形等により使用機械を選択し施工を行います。

芝刈りの留意点と方法

  • 芝地内にある石等障害物はあらかじめ取り除いてから行います。
  • 芝刈機を使用する場合は、排出口を建物、人、車等に向けないよう十分注意します。
  • 芝地内にある樹木、草花、施設等を損傷しないよう注意し、刈り残し、刈りむらの無いよう均一に刈り込みを行います。
  • 縁切りを行い、寄せ植え、施設等に芝生が侵入しないようにします。
  • 刈り取った芝は速やかに処理するとともに、刈り後はきれいに清掃します。
芝生の病害虫

02

病害虫防除

錆病・ハルハゲ病・ブラウンパッチ病などを早期に見つけて処置します。

  • 巡回で症状や害虫の種類を見極める
  • 殺菌剤・殺虫剤を使い分ける
  • 利用者にかからないよう万全の注意
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芝生の病気は、主に錆病、ハルハゲ病、ブラウンパッチ病等であり、害虫は主に茎葉を食害するもの、根を食害するもの、芝生に寄生して害するものがあります。防除に使用する薬剤は、殺菌剤と殺虫剤に大別され、病気や害虫の種類により使い分けが必要なため、巡回等により早期に発見し、その病気の症状、害虫の種類等を見極め適切な処置を行うものとします。

病害虫防除の留意点と方法(薬剤防除)

  • 薬剤の使用に当っては、農薬取締法等の農薬関連法規およびメーカー等で定めている使用安全基準、使用方法を厳守するものとします。
  • 散布量は指定の濃度に正確に希釈混合したものを枝葉面に細かい水滴が付く程度にむらなく散布します。
  • 散布に際しては、風下より、背を向けて風上に歩くように散布し、また利用者をはじめ周囲の対象物以外のものにかからないよう、万全の注意を払って行います。
  • 散布日は、風、日照、降雨等の天候条件を考慮して実施します。
芝生の施肥

03

施肥

晩秋に遅効性、追肥には速効性の肥料を使います。

  • 晩秋の施肥で寒さに強く、春の芽出しを良く
  • 追肥は速効性の肥料
  • 芝面にむらなく均一に散布
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晩秋に耐寒性を強め春の芽出しを良くするために遅効性肥料を施し、追肥は速効性のものを施すと良い。また、芝面にむらの無いよう均一に散布する事が大切です。

芝生の除草

04

除草

抜き取りと薬剤で、種ができる前に除草します。

  • 除草ホークで根から丁寧に抜く
  • 除草剤は雑草に合ったものを
  • 時期を逃さないよう計画的に
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除草は、抜き取り、薬剤による方法によりそれぞれの適期が考えられるが、いずれも共通している事は、雑草の結実期以前に除草をする事が望ましいため、時期を失しないよう雑草の種類を考慮し、最も効果の上がる方法で作業を行います。また、除草剤の使用に当たっては、その雑草に対して適切な薬剤を選び適切な方法で施用するものとします。

抜き取り除草

  • 除草ホーク等を用い根より丁寧に抜き取るため、人力にて根気よく実施します。

薬剤防除

  • 薬剤の使用に当っては、農薬取締法等の農薬関連法規およびメーカー等で定めている使用安全基準、使用方法を厳守するものとします。
  • 散布量は指定の濃度に正確に希釈混合したものを枝葉面に細かい水滴が付く程度にむらなく散布します。
  • 散布に際しては、風下より、背を向けて風上に歩くように散布し、また利用者をはじめ周囲の対象物以外のものにかからないよう、万全の注意を払って行います。
  • 散布日は、風、日照、降雨等の天候条件を考慮して実施します。
芝生の潅水

05

潅水

通常はほとんど不要。芝張り後と夏の渇水期に行います。

  • 芝張り後は根元が出ないよう丁寧に
  • 全体に行き渡るよう均一に
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芝生は、通常の気象状況であればほとんど潅水の必要はありません。芝張り後の養生期、夏季の渇水期には潅水を行うものとします。芝張り後の潅水は土壌が緩んでいる場合があるので根元が露出しないよう特に丁寧に実施し、芝全体に行き渡るよう、均一に散水します。

目土

06

目土

床土と同じ質の土をふるい、薄く均一にすり込みます。

  • 広い面は目土散布機、狭い面は人力
  • 根や石はふるい分けて取り除く
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障害物の無い大面積の芝地では目土散布機を用い、小面積もしくは部分目土の場合は人力にて対応します。目土は原則として床土と同質の物を使用し、植物の根、石等をふるい分けしたものをむらなく均一にすり込むようにします。

エアレーション

07

エアレーション

芝地に通気穴をあけ、根に空気と水を届けます。

  • 狭い面はホーク・スパイク
  • 広い面は動力機械
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小面積の場合は人力による作業用ホークやスパイクを用い、大面積の芝地では動力機械を用いて通気穴を取り出す方法を取ります。

サッチ除去

08

サッチ除去

枯れ葉や刈りかすがたまった層(サッチ)を取り除きます。

  • 狭い面は熊手など
  • 広い面は動力機械
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小面積の場合は人力による熊手等を用い、大面積の芝地では動力機械を用いて枯れ葉や刈りかす等を取り除きます。

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